健康ステーション

2018.01.22更新

日本医師会、日本歯科医師会、日本糖尿病学会などが中心となり日本糖尿病対策推進会議にて患者さん向けのポスターが

発刊されました。どこかで見られた方もいるかもしれませんが、糖尿病の治療が上手く進まない時は、原因はお口の中にあるかもしれません。

歯周病と糖尿病の関係が世界中の研究機関でも解明されつつあります。

日本糖尿病対策推進会議 糖尿病と歯周病啓発ポスターより引用

 

糖尿病と歯周病啓発ポスター

 

 

投稿者: いとう歯科

2018.01.13更新

歯の調子が悪いなと感じても「まだいいかな」と先延ばしにしがちな歯科受診。受診することにより、糖尿病、認知症、良性腫瘍、悪性腫瘍、貧血、ウイルス感染など虫歯や歯周病以外の病気が見つかることもあるですよ。当院では健康維持のお手伝いをさせていただく事をモットに対応させていただいています。

その筆頭が糖尿病。糖尿病のサインとして歯肉が腫れたり、「口や喉が渇く」などの症状、汚れが溜まったりするなど、口の中に変化が現れてきます。日本糖尿病学会が定める「糖尿病診療ガイドライン2016」においても、歯周病が血糖コントロールに影響を及ぼすなど、糖尿病と歯周病の密接な関連が指摘されています。

また、認知症予防を考える上でも、歯の健康状態は重要なポイントです。厚生労働省研究班の研究によると、65歳以上の高齢者のうち、歯がほとんど残っておらず、義歯も使用していない人は、20本以上歯が残っている人にくらべて、認知症発症のリスクが約1.9倍も高くなることが判明しています。(a) また、日本大学歯学部落合邦康特任教授の研究チームが2017年5月に発表した研究では、歯周病の原因菌が作り出す酪酸が脳内に取り込まれ、アルツハイマー病発症の一因となる可能性が指摘されています。(b)

当院の歯科検診で癌病変だけでは無く、良性腫瘍や嚢胞などの粘膜疾患も見つかる事が時々あります。定期的に診せていただいていると、早い段階で気付け、当院でも年間1〜2件、癌化していない前癌病変の状態で発見し、日赤病院や大学病院などの専門病院にご紹介させていただいています。また膠原病やアレルギー性粘膜疾患なども毎年1〜2件発見し、医科にも受診する事をアドバイスさせていただいています。

歯科検診の重要性は「患者さん自身が歯,歯茎の調子が悪いと自覚する段階になると、歯周病や虫歯はかなり進行しています。しかし、歯科検診を定期的に受けていれば、もっと軽い段階で気付くことができます。また自分の歯が経年に伴ってすり減る半面、金属などの詰め物などは擦り減りにくく、かみ合わせが悪くなっていきます。その結果、顎の位置が変わり、顎関節症や頭痛の原因になることもあるんです」。

「歳を重ねても健康な歯を維持している方はたくさんいらっしゃいます。若いうちからメンテナンスを行っていれば、いつまでも好きな物を食べ、大きく口を開けて心の底から笑って元気に過ごす事ができるんです。痛くなってから受診するのでは無く、健康維持のために定期検診を受診していただくよう心がけていただけるとありがたいです。

 

引用文献:

(a)小坂健(東北大学大学院歯学研究科教授)「口腔の状態・機能、かかりつけ歯科医院の有無の心がけと認知症発症を伴う要介護認定との関係:AGESコホートデータによる分析」/厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 長寿科学総合研究事業「介護保険の総合的政策評価ベンチマークシステムの開発」研究代表者=近藤 克則(日本福祉大学 健康社会研究センター).H22年度総括研究報告書
厚生労働科学研究成果データベース閲覧システム(2017年10月13日に利用)

(b):毎日新聞医療プレミア 2017年5月22日, 朝日新聞デジタル2018年1月06日掲載記事

 

投稿者: いとう歯科

2018.01.13更新

歯周病で認知症悪化 脳の「ゴミ」増加が原因

 歯周病が認知症の症状を悪化させる仕組みを、国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)、名古屋市立大学などの研究グループが解明した。歯周病菌の毒素がアルツハイマー病の原因とされる脳の「ゴミ」を増やし、認知症の症状が悪化するという。
若年時の学校教育、認知症予防に効果か
 研究成果が、英専門誌の電子版に掲載された。認知症の6割を占めるとされるアルツハイマー病は、脳の神経細胞の中にアミロイドβというたんぱく質の「ゴミ」がたまり、神経細胞が徐々に死滅することが原因と考えられている。
 研究グループは、アルツハイマー病を発症するマウスに歯周病菌を感染させて、歯周病ではないアルツハイマー病のマウスの脳と比較した。5週間後、歯周病のマウスでは記憶をつかさどる海馬でアミロイドβの量が約1・4倍に増えていた。さらに、記憶学習能力を調べる実験でも、歯周病のマウスでは認知機能が低下していたという。

朝日新聞デジタル 2018年1月6日より引用

日頃からのお口の中のケアーを怠らないようにしましょう!ちょっとサボったなと思う時は、歯科医院でお掃除をしてもらいましょう!

投稿者: いとう歯科

2017.02.03更新

どうしてもお子さんに薬を飲ませないといけない時、親御さんは苦労しますよね。歯科でよく使われる抗生物質の話をさせていただきます。

 抗生物質メイアクト,フロモックス,クラリスなどとオレンジジュースを一緒に飲むのは辞めた方がいいです。薬の苦味のみが最後に残って、苦味を強調させます。

メイアクト,フロモックスとリンゴジュース、グレープフルーツジュース、乳酸菌飲料、スポーツ飲料と一緒に服用する問題ありませんが、クラリスと飲み合わせはよくありません。

一方メイアクト、クラリスとパイナップルジュースと飲み合わせは問題ありませんが、フロモックスとは飲み合わせよくありません。

 アイスクリーム、コンデンスミルク、チョコレートミルクなどと一緒に飲むのが効果的です。服薬ゼリーはフロモックスのみ有効でそれ以外の薬には有効ではありません。気をつけましょう。

文献:木下博子 服薬コンプライアンスを上げるための工夫 小児科診療 66巻5号 2003より引用 

 

投稿者: いとう歯科

2016.02.07更新

 2016年 2月5日(金) 付け時事通信社の記事によると、国立循環器病研究センター脳神経内科の研究チームは大阪大学大学院歯学研究科、京都府立医科大学院医学研究科などと共同で研究調査をし、虫歯菌、脳出血に関与=止血作用を阻害するとの事を発表しました。
 虫歯の原因菌として知られるミュータンス菌の一種が脳内で炎症を引き起こし、脳出血の発症に関与していると国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)などが5日発表した。論文はnature系英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。
 国循の殿村修一医師は「病原性の高い細菌を選んでなくす方法を確立できれば、脳出血の予防につながる可能性がある」と話している。 
 研究グループは、国循に入院した脳卒中患者100人から唾液を採取し、中に含まれるミュータンス菌を培養した。
 このうち、コラーゲンと結合して止血作用を阻害する性質を持つ「cnm遺伝子保有株」が検出された患者は、脳出血の発症可能性が他の患者の約4倍あった。磁気共鳴画像装置(MRI)で確認できる微小な脳出血の跡も多かったとの事。

 

歯周病が全身疾患に影響を及ぼす事が言われてから、久しく経ちますが、今度はむし歯菌も影響を与えるとの事ですので、定期検診による歯科医院受診は非常に重要だと考えられます。

痛くなる前に治療では無く、お掃除の為に歯科医院を受診しましょう!

 

投稿者: いとう歯科

2015.11.27更新

キシリトール
 コンビニでも売られているキシリトールガム、TVCMで流している程のむし歯の予防効果があるのでしょうか。患者さんから多く頂く主な質問にお答えする形でご説明させていただきます。
1. 予防効果は?
2. その実態は?
3. その使い方は?
4. 値段、形や量もまちまちですがどれを選べば良いのでしょうか?

1. キシリトールの予防効果

 まずむし歯とは、むし歯菌量(13歳以上日本人の90%は保菌者と言われています)、唾液の量、質や酸を中和する能力、飲食回数、歯磨きの回数など、様々な因子が複雑に絡まって起きる病気であり、1つの方法で全てを解決する予防法はありません。したがって、個々の因子を除去する予防法を組み合わせて用いられています。
 キシリトールを用いた予防法も歯磨きや歯科医院での定期検診など、予防管理に取って替わるものでは無く、これらを補足するものである事をご認識下さい。
 バイオフィルム中のむし歯原因菌(S.ミュータンス菌など)を減少させ、むし歯を作る酸を抑制する効果があります。
S.ミュータンス菌は通常、糖を取り込み代謝して酸を生成します。その酸によりむし歯が始まります。しかし、S.ミュータンス菌はキシリトールを取り込む事ができないので徐々に弱って行ってしまい、酸を生成できません。
 キシリトールを使い続けると、先ず口腔内のバイオフィルム中のむし歯を起こす菌だけを除菌する効果がなされ、細菌の数が少なくなります。さらに使い続けて行くとむし歯になりにくい細菌が集まったバイオフィルムに変わって来ます。これによりバイオフィルムの粘丁度の低い性状の変化によって歯磨きがし易くなります。
 フッ素は再石灰化など歯への対応が主であるのに対して、キシリトールは原因菌に直接的に働き、むし歯の予防効果を発揮します。

2.キシリトールとは

 キシリトールとは天然素材の代替甘味料で、白樺や樫など広葉樹の木の皮、ブルーベリやイチゴなどベリー系の果物や野菜などに含まれています。
 フィンランドでは白樺の木の皮から取れる成分を原料として主に生産され、カロリーは砂糖の約75%、そして、むし歯予防の効果が認められています。
インシュリンに影響を与えないため、医科の現場では以前から糖尿病の患者や点滴にも使われていました。

3.キシリトールの使い方

 ポイントは 口の中に唾液が一杯になった時にすぐに飲み込まず、出来るだけ溜めて口腔内全体に行き渡らせると効果があります。
味がなくなっても5~10分間は噛みましょう。
 キシリトールを毎日、2~3年摂り続けることでむし歯菌の除菌的効果が現れ、その後も効果が持続され易くなります。歯の萌出期は量や回数を増やすと良いと思われます。食事、間食の度に使用すれば効果的とお考え下さい。
 歯磨きの後は飲食しない生活習慣を身につけた方が良いと考えますので、キシリトールの使用は歯磨きの前にして下さい。研究報告によれば歯磨き前と歯磨き後での差はありません。またフッ素入り歯磨剤とキシリトールを併用すると効果は増大するという統計が発表されております。
 ガムタイプの方が、噛むことにより唾液がより多く分泌されるので、こちらの方がお勧めですが、ガムが噛めない方はタブレットを使用し、できるだけお口の中に長く留まるように摂取する方法が望ましいでしょう。
3-aタブレット(アメ)タイプ
幼児の子供には、1日の使用量として1.5gを食後の3~4回などに分けて舐めさせるのが望ましいとされています。当院でも取り扱いのある実際の使用例をまとめてみました。
* ロッテの 「 キシリトール•タブレット オレンジ味 」 の例;
1製品に82粒(43g) キシリトールは37.1g含有 1粒あたり 0.45g となります。よって毎食後3回、1回1粒使用で1.35gとなります。推奨量として毎食後と就寝前の4回、1回1粒使用で1.8g となります。
なお、製品外装パッケージには大人の使用例として「1日摂取目安量:1回に3粒を5分舐め、1日7回を目安に、1週間続けると効果的です。」と記載があります。

3-bガムタイプ

キシリトール100%ガムを使用する場合では、1日5~7gの量を毎食後と間食の後、就寝前などに1日5~7回1粒ずつ噛むことが薦められます。

* ロッテの「キシリトール・ガム[ LIME MINT ]ボトル」の例;
1製品に100粒(150g) キシリトール(53%)は64.3g含有されており1粒あたり0.643g含有されている事になります。
 子供への対応として毎食後3回、1回1粒使用で約1.93gを摂取。
 大人の有効量として毎食後と就寝前の4回、1回2粒使用で約5.14g 摂取となります。推奨量とし一日7回、1回2粒使用で約9g 摂取となります。
外装パッケージには大人の使用例として「1日摂取目安量:1回に2粒を5分噛み、1日7回を目安に、1週間続けると効果的です。」と記載があります。

 北欧フィンランド、トゥルク大学歯学部生化学教室エバ・サーダリンらの報告によると、「お子さんが生後3,4ヶ月~24ヶ月の間は、保育者がキシリトールのガムを毎日4個ほど噛んだ場合、子供への感染率は著しく低くなる。」とあります。
 お子さんは生まれてくる時、無菌状態で生まれてきます。6割以上のお子さんはお母さんから感染しています。お母さん、お父さんはむし菌を増やさない・移さないためにも、妊娠安定期までに歯科の治療を済ませておきましょう。
ご自身の口腔内環境・特にむし歯菌の数や唾液の状態を調べておくことをお勧めいたします。絶対に箸、スプン等の共有、食塊の口移しは止めて下さい。
 13歳以上の日本人の90%以上がむし歯菌に感染している、との報告があります。既にお子さんにむし歯菌の移り込みが行われてしまった可能性がある場合は、歯科医院を早期に受診してみましょう。

4.キシリトール製品を選ぶ基準は?

 フィンランド歯科医師会が推奨するキシリトール製品の条件を当院もお勧めします。
1. ガムまたはタブレット中の甘味料あたりの50%以上がキシリトールである事。100%であれば、より望ましいが、もし無ければ100%に近い物。
2.キシリトール以外の甘味料も非齲蝕原性(むし歯を作らないもの)である事。3.総重量のほとんどがキシリトールで占められる事
 以上のポイントが満たされている製品を推薦されます。キシリトール含有量が多いほど予防効果は高くなりますが、代替甘味料の成分が増えればお腹が下り易くなります。厚生労働省が定める特定保健用食品として登録されている製品であれば問題はありません。

4-b.キシリトールは安全か?
 FAO(世界食料農業機関)/WHO(世界保健機関)合同の規格委員会より、「1日の許容摂取量を限定せず」というもっとも安全性の高いカテゴリーとして評価されています。しかし過剰摂取(キシリトール量20~30g/1日、以上の使用)でお腹が下り易くなることがあるので、症状が続くようなら、一時摂取を止めましょう。

投稿者: いとう歯科

2015.11.16更新

100歳まで健康に長生きする10項目がアメリカハーバードメディカルスクールから報告されているたので、ここにご紹介させていただきます。

ハーバードメディカルスクールから出されている(Living To 100:What's the secret?)から抜粋

1. タバコを吸わない。

2. 毎日の生活に頭と体の体操を取り入れる。

3. 健康的な食事をする。
 不健康な脂肪酸類を避け、特に野菜、果物、全粒(麦など)を豊富に摂取する。

4. 毎日マルチビタミン、カルシウム、ビタミンDを十分に摂取する。

5. 健康的な体重と体型を維持する。

6. 精神の活性化を図り、前向きな生活を送る。

7. 強い社会的ネットワークを築く。

8. 視覚や聴覚などの五感の予防ケアーを行う事で全身の健康を守る。

9. 定期的に歯科に通う

 歯磨きをしっかり行い、デンタルフロスなどを用いて歯間の清掃も行う事が大切である。口腔内の汚れは食べれなかったりや痛みだけでは無く、心臓疾患や脳卒中の高いリスクを示している可能性がある。

10. 健康を維持する為の薬の必要性は医師に相談する。

 高血圧のコントロール、骨粗鬆症の治療、またはコレストロールを下げるための薬などを含む。

 

私も他人の事は言えませが、全て守る事は難しいかもしれませんが、気を付けるように努力させていただきます。

投稿者: いとう歯科

2015.08.12更新

情報を随時更新していきます。

 

 

 

投稿者: いとう歯科

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