先日、神戸で行われた歯周形成外科手術の講習会に行ってきました。今回の講習会自体は昨年秋の横浜であった日本歯科医学会の内容とほぼ同じ内容でしたが、

失敗するケース(条件など)がより明解に提示されており、勉強になりました。

今回の一番の目的は、当院に受診した患者さんで、歯茎の再生して欲しいという相談でしたが、僕が拝見した限りでは、結構再建手術は厳しいぐらい侵攻しており、

他の歯周病専門スペシャリストの意見を伺いたかった為、症例持参で参加させていただきました。

5年前にズーケリーニ先生から教えていただいた方法ですが、実際やってみると、色々テクニックが必要な箇所があり、凄く緊張し続け、いつも終わった後は

暫の間立ち上がれないぐらい疲れる手術でしたが、そこをより分かりやすく注意するところ、あまり注意しなくてもいいところを教えていただきました。

あと、以前行った手術で一ケースだけ、8mm歯茎を再生しなければいけなかったところ、術後6ヶ月で4mm退縮してしまい再度手術をしなければいけなかったケースの

原因がはっきり分かりたいへん勉強になりました。

再来月には今回のような座学だけでは無く、最新のテックニックを今現在バロセロナで行われている国際学会に参加されている先生に直接マイクロオペのモクタseminarモクタseminar2019実技を教えていただきます。

いとう歯科